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るり渓キャンプ

8月20日(水)、8月22日(金)の3日間、京都府立るり渓少年自然の家にて、2泊3日のキャンプ実習を行いました。

参加者は、総合教育学科1年生~3年生までの生徒79名と教員16名の95名です。

1日目は、現地に到着後レクリエーションを行いました。みんなで描いた的やプレイヤーを水鉄砲で狙い撃ちする水鉄砲遊び、音楽に合わせて水風船が割れないよう慎重に相手に渡す水風船爆弾ゲーム、プールに浮かんだスーパーボールをポイでいくつとれるかを競うボールすくいなど、お祭りの縁日を想定した清涼感あふれるアクティビティを楽しみました。また、休憩時間には糖分補給のためマシュマロを焼いて食べました。

その後、屋外会場にてBBQを行いました。生徒らが中心となって野菜やお肉を焼き、皆おいしそうに食べていました。

1日目の締めくくりは花火です。鮮やかな炎色反応をしめす手持ち花火、パチパチはかなく燃える線香花火など、生徒らは光が織りなす幻想的な光景に目を輝かせていました。

2日目は山登りをしながらクイズラリーをしました。

勾配の激しい場所もありましたが、汗水を垂らしながら一所懸命歩を進めていました。その中で、しんどそうな生徒に声をかけたり、手を引いてサポートしたりと生徒同士で協力する姿が見られました。また、道中10か所のポイントに仕掛けられたクイズに挑戦する際は、各自が意見を出し合い正しい答えを導き出すことができました。

その後、選択レクリエーションをしました。室内スポーツでは、大縄跳びやバドミントンなどいろいろなスポーツを楽しみました。生き物散策では、オタマジャクシ/ゾウムシ/トンボ/バッタ/カマキリなど、虫取り網やトラップで捕獲した生き物を観察したり、各自が好きな生き物の話をして盛り上がりました。クラフトでは、暑い季節に便利な保冷剤や、音で涼しさを演出してくれる風鈴を作成しました。水遊びでは、巨大なシャボン玉をつくったり水鉄砲でお互いに水を掛け合ったりと、全身びしょぬれになりながら元気よく走り回っていました。

2日目の締めくくりはキャンプファイヤーです。4人の火の妖精役がトーチを掲げ、口上とともに火を捧げました。煌々と燃え滾る炎を囲みながら、ハンドクロス/ゴーゴーバナナ/猛獣狩り/じゃんけん列車といったアクティビティを行い、炎の勢いとともに生徒のテンションも段々と高まっていきました。キャンプファイヤーの終わりには全員の気持ちが一つとなり、さらに友情の輪が広がったように感じています。

3日目は、うちわづくりをしました。

ヒノキのかぐわしい香りのするうちわに文字やイラストを描き、オリジナリティあふれる作品をつくりました。世界に一つだけのうちわを大事そうに保管する生徒や、実用的に使う生徒など、自分の作品を思い思い大切に扱っていました。

この3日間、学年の垣根を越えて一緒に行動して交流を深め、新たな人間関係を築くことができました。

また、活動を通して普段とは違った一面も垣間見え、教員側も生徒のことをより深く知ることができました。

「色々な体験をして楽しかった」「たくさん歩いて大変だった」など、感じたものは人によって異なるでしょう。

でも最後には、 “誰かに笑って思い出話ができる” そんな経験になっていることを願っています。